特集:インフォグラフィック ~情報を伝えるかたち~

東京2020オリンピックの開会式では、ピクトグラムのパフォーマンスが話題になりました。
ピクトグラムは、オリンピック競技をどの国の人にも分かりやすく伝えるための絵文字で、1964年の東京大会から正式に導入されています。
そもそも、人間は古くから、何か情報を伝えるため言語のほかに絵で表したしるしを使っていました。
そのしるしは、シンボルとして特別な意味を持ったり家の象徴になったりと変化し、現代では情報を伝えるためのサインとしても利用されています。
ここではそんな文様やしるしの本を集めました。

また、江戸時代には紋を簡単に再現するための「紋切形」というテンプレートがありました。
合わせてこの紋切形の資料も紹介します。
簡単に作れるものもありますので、チャレンジしてみてください。

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